若年性認知症への理解を深める映画会を開催

2024年06月16日

 高齢者見守り推進委員を対象に行っている映画鑑賞研修。

 今年は、実在する若年性認知症の方をモデルにした映画『オレンジ・ランプ』。まだまだ認知症そのものへの理解が十分ではない社会に一石を投じた作品です。

 映画では、マスコミから「もっと認知症の人らしい困ったことをお話し下さい」と聞かれる場面も。今の社会の捉え方が笑いを誘いますが、「そうだよな」と思わせる場面でもあります。

 高齢者の認知症でも、一番戸惑っている本人。その人をまるごと受け止めながら、暮らし生きていくことを一緒に歩むことの大切さを教えてくれます。