春岡地区の福祉施設と情報交換会を行いました

2024年01月18日

 春岡地区社会福祉協議会は、毎年、児童福祉施設や障がい者福祉施設の情報交換会を開催しています。今年度も、1月18日に児童福祉施設、1月26日に障がい者福祉施設の情報交換会を行いました。

 この情報交換会は、地域福祉に関わっている方々が感じている問題意識や課題を交流し、互いに協力・連携できることはないか、あるいは地域のボランティアがサポートできることはないかなどを率直に意見交換する場になっています。

○児童福祉施設

 学童クラブ、児童センター、子ども食堂、フードパントリーをしている施設・団体、そして、青少年育成会春岡支部、子ども会連合会春岡支部、地域包括支援センターと主任児童委員が参加しました。

 新型コロナの感染法上の分類が5類に変更されたこともあり、学童クラブを含めて、さまざまな活動がコロナ禍前に戻って来ていることが報告されました。そのなかで、子ども食堂や学びの場としての活動が進んでいることも報告されました。

 一方で、子ども向けのイベントへの参加数も多くない実態も報告され、これら子どもの居場所つくりの活動が、居場所を必要としている子どもたちに十分伝わっているだろうかという問題意識も交流されました。

 また、4月からモデル事業が始まる、市の放課後子ども居場所事業についての不安も交流されました。

○障がい者福祉施設

 参加された施設では、利用者の方が作業を通して工賃を得ることも大事な事業になっていますが、その仕事が十分確保できないことが課題になっていることが報告されました。

 また、利用者が施設をいる時間帯に災害が発生したときの対応計画が必要ですが、この点での地域での連携が十分でないことも課題として交流されました。